前置詞

前置詞「on」の意味と使い方を解説【コアイメージを捉えよう】

こんにちは、さかちゃん(@SakachanEnglish)です。

さか妻
さか妻
・「on」って「~の上に」以外にどんな意味があるの?

・「on」の使い方について詳しく知りたいっす!

上記の声にお応えしまして、【前置詞徹底解説シリーズ】第1弾の今回は前置詞「on」の使い方やコアイメージについて、詳しく解説します。

前置詞に苦手意識がある方も、この記事を読み終えるころには前置詞が好きになっているかもしれませんよ。

それでは、始めましょう!

前置詞「on」のコアイメージと意味

前置詞「on」のコアイメージ

前置詞「on」のコアイメージは「接触」です。

上記の絵では、が箱に「接触」していますよね。

これが「on」のイメージです。

The ball is on the box.
ボールが箱の上にあります。

The ball is
ボールが

on
接触しています

the box
箱に

これを並び替えると、

=ボールが箱に接触しています。

=ボールが箱の上にあります。

となるわけです。

前置詞「on」の意味

前置詞「on」の主な意味は以下のとおりです。

  • 「~に接触」
  • 「~の上に」
  • 「~に関して」
  • 「~を支えに」
  • 「~に頼る」
  • 「~な状態」
  • 「~に取り組んでいる」

接触の「on」

表面

on」=「~の上に

とだけ覚えてしまうと、以下の例文を理解できないかもしれません。

The clock is on the wall.
時計は壁に掛かっています。

「時計が壁の上にあります」という日本語は不自然ですよね。

on」のコアイメージは「接触」です。

つまり、「時計が壁と接触している」と捉えましょう。

以下の例文も見てみましょう。

The book is on the table.
テーブルの上に本があります。(テーブルと本が接触しています)

There is a spider on the ceiling.
天井にクモがいる。(クモと天井が接触しています)

「接触」の部分を自然な日本語に直してあげてください。

以下のとおりです。

「時計と壁が接触」⇒「時計が壁に掛かっている

「本がテーブルと接触」⇒「本がテーブルの上にある

「クモと天井が接触」⇒「クモが天井にいる

~曜日、~日

曜日や特定の日を表すときも「on」が使えます。

カレンダーを思い浮かべると分かりやすいですよ。

以下の例では「休みの日」が「水曜日」と接触しているイメージです。

I have a day off on Wednesday.

水曜日は休みです。

以下は、「生まれた日」が「2014年12月1日」と接触しているイメージです。

2014年のカレンダー↓I was born on the 1st December 2014.
私は2014年12月1日に生まれました。

~に乗っている・載っている

この「on」は「on」=「~の上に」と捉えると分かりやすいです。

以下の例では「レシピ」が「本の120ページ」の上にある、と考えると分かりやすいですね。

The recipe is on page 120.
レシピは120ページに載っています。

以下の例文も同じ考え方です。

Are you on Facebook?
フェイスブックをやってますか?

「あなたはフェイスブックというプラットフォームの上にいますか?」と捉えると分かりやすいですね。

乗り物

乗り物に乗る動作を表す時も「on」が使えます。

We got on the bus.
私たちはバスに乗った

I’ll get on the train.
私は電車に乗ります。

get in」と「get on」の違い

get in」と「get on」はどのように使い分ければよいのでしょうか。

結論から言うと、以下のように使い分けます。

get in

車・タクシーなど

get on 

船・バス・電車・飛行機・エレベーター・自転車など

次に、なぜそのような使い分けをするのか説明しますね。

get in = 車・タクシーなど

in」=「~の中に」というイメージです。

が「乗客」、箱が「車やタクシー」と考えて下さい。

この箱の中に入ろうと思ったら、身をかがめないと入れませんよね。

これが「車やタクシー」に乗るときのイメージです。

以下の絵のように、多少なりとも、身をかがめないと「車やタクシー」には乗車できませんね。

get in」は狭いところに身をかがめて入り込むイメージです。

なので、「get in」は「車やタクシー」に乗るときに使われます。

get on = 船・バス・電車・飛行機など

on」=「接触」というイメージです。

が「乗客」、箱が「船・バス・電車・飛行機などの乗り物」と考えて下さい。

この箱に乗るときは、身をかがめる必要はありませんね。

「足」を箱の上に「接触」させるだけです。

これが「船・バス・電車・飛行機などの乗り物」に乗るときのイメージです。

以下の女性は、足を電車の床に「接触」させているだけです。

「get in」のように「入り込んでいる」イメージではないですね。

get on」は(身をかがめずに)足を乗り物に「接触」させるイメージです。

なので、「get on」は「船・バス・電車・飛行機・エレベーターなどの乗り物」に乗るときに使われます。

~に関する、~について

on」は「~に関して」「~について」という意味もあります。

This is a book on Japanese culture.
この本は日本文化に関する本です。

「本」と「日本文化」が「接触」しているイメージですね。

The professor gave a lecture on philosophy.
教授は哲学に関する授業をした。

支えの「on」

on」は「接触」のイメージであると説明しましたが、そこから派生して、「支える」というイメージもあります。

最初に紹介した以下の例文をもう一度見てみましょう。

The book is on the table.
本はテーブルの上にあります。

この例文では、「テーブル」が「本」を支えていると考えることができますね。

~を支えに

Can you stand on your head?
逆立ちできる?(頭を支えに立つことができますか?)

He is lying on his stomach.
彼はうつぶせに寝ている。(彼はお腹を支えに寝ています)

上記は「物理的」に○○が△△を支えているという文章ですが、以下の例文のように「抽象的」な事柄にも「on」は使えますよ。

My grandmother is living on a pension.
私のおばあちゃんは年金暮らしです。(私のおばあちゃんは年金に支えられて生きている)

~に頼る

on + ○○」で「○○に頼る」といったニュアンスも出ます。

You can always rely on me.
いつでも私に頼っていいよ。

Everybody is counting on you.
みんなあなたのことを頼りにしているよ。

~に基づいて

on + ○○」で「○○に基づいて」という意味にもなります。

This movie is based on a real story.
この映画は実話に基づいている。

上記の例文では「実話」という支えがあって、「映画」が成立しているイメージですね。

状態の「on」

~な状態

ここでの「on」も「~の上に」と考えて大丈夫です。

I’m on a diet.
私はダイエット中です。

上記の例では、

「ダイエットに乗っている」 = 「ダイエットしている状態」

と考えると分かりやすいですよ。

以下、「~な状態」の例文です。

My boss is on holiday.
私の上司は休暇を取っています。

The book is on sale now.
今、その本は発売中です。

「休暇を取っている状態」「発売されている状態」ということですね。

~に取り組んでいる

on」は「~に取り組んでいる」という意味もあります。

以下は海外ドラマでよく聞くフレーズです。

I’m on it.
私はその上にいる。
=取り掛かっています。

何か頼みごとをされたときなんかの返事として使えるフレーズです。

日本語の「了解」「かしこまりました」のような感じで使えますね。

I’m working on the new project.
新しいプロジェクトに取り組んでいます。

プロジェクトの上で働いているイメージですね。

まとめ

今回は前置詞「on」の意味、使い方、コアイメージを解説しました。

いかがでしたでしょうか。

on」は日常生活でもよく使う前置詞なので、この機会に使いこなせるようにしましょう!

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