前置詞

前置詞「with」の意味と使い方を解説【コアイメージを捉えよう】

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さか妻
さか妻
おーい、前置詞「with」の使い方を教えてくれねーか?
さかちゃん
さかちゃん
おう、わかった!この記事でしっかり教えてやるよ!
さか妻
さか妻
頼んだぜ!

ということで、【前置詞徹底解説シリーズ】第6弾の今回は「with」の解説です。

前置詞「with」について知りたい方は必見の記事となっていますよ。

それでは、早速始めましょう!

前置詞「with」のコアイメージ・意味

前置詞「with」のコアイメージ

前置詞「with」のコアイメージは「~と一緒」です。

上の絵のように、手と手を取り合っているイメージですね。

前置詞「with」の意味

前置詞「with」の主な意味は以下のとおりです。

  • 「一緒に」
  • 「ついてくる」
  • 「~を持っている」
  • 「~に」
  • 「~で」
  • 「~の状況」

一緒に」の「with」

~と一緒」を意味する「with」を見ていきましょう。

with」の最も基本的な使い方ですね。

I was with my wife at the time.
その時、私は妻と一緒にいました。

冒頭で紹介した「手と手を取り合うイメージ」ですね。

以下の「with」は「一緒に」というイメージから「~を持って」と訳すことができます。

He ran away with the money.
彼はお金を持って逃げた。

お金と一緒に逃げた」と考えると分かりやすいですね。

同じ用法で、以下のような文章も作れますね。

I woke up with a headache.

直訳すると、「頭痛と一緒に起きた」です。

つまり、「起きた時に頭痛がした」ということですね。

以下のような「with」の使い方もありますよ。

The hamburger comes with french fries.
ハンバーガーにはフライドポテトが付いてきます。

「come with」

=「一緒に来る」

=「ついてくる」

と考えられますね。

このフレーズは海外旅行でよく使うので、覚えておくといいですよ。

以下の例文でも「一緒に」の「with」が使われています。

I was born with curly hair.
生まれつきくせ毛です。

上記の文を2つに分けていきますね。

I was born
私は生まれました

with curly hair.
くせ毛と一緒に

=私はくせ毛と一緒に生まれました。

=生まれつきくせ毛です。

となるわけですね。

以下の文章はどういう意味か分かりますか?

Are you with me?

直訳すると「あなたは私と一緒にいますか?」ですね。

これは「私の言っていることが分かりますか?」「ついてきてますか?」といった意味でして、

自分の話していることが、相手に伝わっているか確認する時に使うフレーズです。

所有」の「with」

続いて、「所有」の「with」を説明していきますね。

突然ですが、「庭付きの家」って英語で言えますか?

with」を使うと簡単に言えるんですよ。

I want to live in a house with a garden.
庭付きの家に住みたいな。

庭付きの家」=「house with a garden

with」は「持っている」といったニュアンスもあるんですよ。

○○ with △△」=「△△を持っている○○

house with a garden」=「庭を持っている家

と考えることができますね。

例えば、「patient with cancer」は「癌を持っている患者」ですね。

以下は「持っている」というイメージを持つ「with」の例文です。

a woman with long hair
長い髪を持っている女性(長髪の女性)

a boy with blue eyes
青い目を持っている男の子(青い目をした男の子)

a bag with many pocket
ポケットをたくさん持っているバッグ(ポケットがたくさんついたバッグ)

「理由」の「with」

with」は「理由」を表すこともできますよ。

He is in bed with a cold.
彼は風邪で寝込んでいます。

ここでもコアイメージの「一緒に」を使っていきましょう。

彼は風邪と一緒に寝ています」といった感じです。

寝込んでいる理由は「風邪」というわけですね。

with」以降に「理由」が続きます。

I’m busy with work.
私は仕事で忙しいです。

忙しい理由は「仕事」ですね。

「対象」の「with」

with」のあとに「対象」が入ります。

I’m in love with you. 
あなたに恋しています。

恋をしている対象は「あなた」ですね。

I broke up with her.
僕は彼女と別れました。

お別れを告げた対象は「彼女」ですね。

「道具」の「with」

道具」の「with」は学校で習いましたよね。

~で」「~を使って」というやつですね。

Please write your name with a pen.
ペンで名前を書いてください。

He ate sushi with chopsticks.
彼は箸を使って寿司を食べた。

「with」 と 「by」 の違い

with」も「by」も「~で」「~を使って」といった意味ですよね。

どういった違いがあるのでしょうか。

まずは、「with」と「by」の例文を見てみましょう。

私は車でそこに行きました。

I went there by car.

I went there with car.

私はアイフォンで写真を撮りました。

I took a picture with my iPhone.

I took a picture by my iPhone.

次に、「with」と「by」の違いを説明していきますね。

まずは「with」からいきましょう。

with

with」は比較的簡単です。

with」のあとには、「道具」がきます。

I took a picture with my iPhone.
アイフォンで写真を撮りました。

I ate the spaghetti with a fork.
フォークでスパゲッティを食べました。

アイフォン」も「フォーク」も「道具」って感じがしますよね。

by

by」はちょっとだけ覚えることが多いです。

by」のあとには、

交通手段
by train, by car, by bus, by plane

連絡手段
by email, by phone, by fax

がきます。

I sent it by email.
私はそれをメールで送りました。

I went to Aomori by train.
電車で青森に行きました。

交通手段」と「連絡手段」は「by」です!

まとめ

道具」だったら、「with

交通手段」か「連絡手段」だったら、「by

と覚えましょう。

「付帯状況」の「with」

付帯状況のwith」も学校で習いましたね。

僕は学生のとき、「付帯状況」という言葉の意味がわからなくて、やる気をなくした覚えがあります。

そこで、新しい名前を考えました。

状況説明のwithと覚えましょう。

with」を使って状況を説明するんです。

使い方を分かりやすく説明しますね。

「with + ○○ + △△」=「○○が△△な状況(状態)」

基本的に、上記の公式を覚えておけば大丈夫です。

以下の例文で解説しますね。

He was sleeping with the TV on.
彼はテレビをつけたまま寝ていた。

文章を2つに分けてみましょう。

He was sleeping
彼は寝ていました

with the TV on.
テレビをつけたまま

後半部分「with the TV on」は状況を説明しています。

公式に当てはめていきますよ。

「with + ○○ + △△」=「○○が△△な状況」

「with the TV on」=「テレビがついている状況」

He was sleeping
彼は寝ていた


どんな状況で?

with the TV on
テレビがついている状況で

He was sleeping with the TV on.
彼はテレビをつけたまま寝ていた。

となるわけです。

もう一つ例文を見て、理解を深めましょう。

She was sleeping with her eyes open.
彼女は目を開けたまま寝ていた。

この文章も2つに分けてみましょう。

She was sleeping
彼女は寝ていた

with her eyes open.
目を開けたまま

後半部分「with her eyes open」は状況を説明しています。

公式に当てはめてみましょう。

「with + ○○ + △△」=「○○が△△な状態」

「with her eyes open」 = 「目が開いている状態」

She was sleeping
彼女は寝ていた


どんな状態で?

with her eyes open
目が開いている状態で

She was sleeping with her eyes open.
彼女は目を開けたまま寝ていた。

ということですね。

まとめ

今回は前置詞「with」のコアイメージ・意味・使い方を解説しました。

いかがでしたでしょうか。

コアイメージ「~と一緒」を覚えておくと、だいたいの用法はカバーできると思います。

付帯状況のwith」に関しては、今回の紹介した考え方を実践してみてくださいね。

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