こんにちは、さかちゃん(@SakachanEnglish)です。
今回は、英語を勉強する時に役立つウェブサイト「YouGlish」をご紹介します。
とても便利なサイトでして、僕は YouGlish なしでは生きていけないぐらい愛用しています。
この記事では、YouGlish の使い方や YouGlish を使った英語学習法を解説していきます!
YouGlish とは?
英文を読んでいて、「この単語どうやって発音するんだろう?」なんて思うことないですか?
そんな時は YouGlish の出番です。
YouGlish は調べたい単語やフレーズをYouTube動画から抽出してくれるのです!
例えば、「literally」という単語を調べると、YouTube動画から「literally」が使われているシーンを51834件、抽出してくれます。
調べた単語に黄色マーカーが引かれます。
電子辞書やGoogleなどでも発音を調べることができますが、機械が読み上げた音声ですよね。
YouGlish では、実際に人が喋っている時に、単語がどのように発音されるのかを調べることができます!
YouGlish で分かること
- 単語の発音
- 単語のリズム
- 前後の単語との音の繋がり
- どのような文脈で単語が使われているか
YouGlish の使い方
検索方法
検索方法を説明していきます!
- 検索窓に検索したい単語を入力
- Say it! ボタンを押す
今回は「neither」という単語を検索しました。
「neither」が使われているシーンが11186件表示されました。
つまり、11186 通りの「neither」を聞くことができるということです。
アクセントごとに絞り込むこともできます。
- All = 全てのアクセント
- US = アメリカ英語
- UK = イギリス英語
- AUS = オーストラリア英語
例えば US ボタンを押すと、アメリカ人が「neither」を発音している動画のみを見ることができます。
イギリス英語とアメリカ英語で neither の発音を比較してみたところ、
イギリス人は「ナイザー」と発音し、アメリカ人は「ニーザー」と発音する人もいれば「ナイザー」と発音する人もいる、という感じでした。
画面の見方
各ボタンの機能を紹介していきます。

- ひとつ前の動画に戻る
- 動画を5秒巻き戻す
- 単語が使用されているシーンに戻る
- 再生
- 次の動画に進む
- 動画の再生スピードを遅くする
- 動画の再生スピードを速くする
動画の下には、「似たような単語」と「発音記号」も表示されています。

多言語対応
YouGlish は英語以外の言語にも使えます。

アラビア語、中国語、オランダ語、英語、フレンチ語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、トルコ語、手話
主要な言語はカバーしていますね。
YouGlish の活用方法
YouGlish の活用方法を紹介していきます!
発音
単語が実際に使われているシーンを見ることができるので、リアルな発音を知ることができます。
例えば、「洋服」を意味する単語「clothes」
地味に発音が難しい単語ですよね。
この単語を YouGlish で調べてみると、「クローズ」と発音されているのが分かります。
閉めるを意味する「close」と同じ音です。
各国の発音の違いを調べることもできますよ。
例えば「international」という単語を調べてみると、アメリカ英語では「イナーナショナル」、イギリス英語では「インターナショナル」と発音されていました。
単語やフレーズを文脈の中で理解する
単語を覚えるときは、単語がどのような文脈で使われているか知ることが重要です。
YouGlish の良いところは、単語やフレーズがどのような文脈で使われているかを調べられるところです。
例えば、「get」で検索すると、「get」の用法がたくさん出てきます。
get it = 分かる

get to meet people = 人に会える

get out of one’s car = 車から降りる

フレーズ単位でも調べることができますよ。
「get out」を調べてみました。
get out of bed = ベッドから出る

get out of here = ここから出ていけ

get out of a dangerous situation = 危険な状況から抜け出す

コロケーション
コロケーションとは単語の組み合わせです。
日本語で考えると分かりやすいと思います。
「靴を履く」は自然でも「Tシャツを履く」は不自然ですよね。
「Tシャツ」を「着る」ですよね。
英語にも自然に聞こえる単語の組み合わせがあるのです。
「crazy」という単語を使って、コロケーションを調べてみると、「go crazy」(頭がおかしくなる)というコロケーションが見つかりました。


「go crazy」と「become crazy」 のヒット数を比べると、以下のとおりでした。
go crazy =1585件
become crazy = 58件
「crazy」は「go」と相性が良いということが分かりますね。
まとめ
今回は、英語学習に役立つサイト YouGlish をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
YouGlish は無料&会員登録不要で使えるので、使わない手はないと思いますよ。
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