こんにちは、さかちゃん(@SakachanEnglish)です。
・前置詞「at」の使い方教えて!
本記事はこういった悩みを解決していきます。
題して【前置詞徹底解説シリーズ】です。
本日解説するのは前置詞の「at」です。
前置詞が苦手な人も、この記事を読み終えるころには「あ、なんか分かったかも」と思うこと間違いなしですよ。
それでは、解説スタートです!
Contents
前置詞「at」のコアイメージ・意味
前置詞「at」のコアイメージ
前置詞「at」のコアイメージは「点」です。
上記の絵を見てわかる通り、矢印が●をピンポイントで指していますね。
これが前置詞「at」のコアイメージです。
のちほど具体例を交えて、詳しく解説していきますね。
前置詞「at」の意味
前置詞「at」の意味は以下のとおりです。
- 「~にいる・ある」
- 「~を狙って」
- 「~の時」
- 「~に取り組んでいる」
場所の「at」
○○にいる・ある
ある特定の場所に○○がいる・○○があると言いたい時に「at」を使います。
He is at school.
彼は学校にいます。
You should stay at home today.
今日は家にいたほうがいいよ。
He is waiting at the door.
彼はドアのところで待っているよ。
The museum is located at the center of the city.
その美術館は街の中心地にあります。
Open your books at page 30.
30ページを開けてください。
「~めがけて」「~を狙って」
「at」の後に「狙いの対象となるもの」がきます。
She is waving at you.
彼女、君に手を振っているよ。
They threw raw eggs at me.
彼らは私に生卵を投げつけてきた。
I’m looking at the view outside.
外の景色を見ています。
「彼女は僕をめがけて微笑んだ」というイメージですね。
次に「at」と「in」の違いについて考えてみましょう。
「at」と「in」の違いとは?
「中」か「外」かで使い分け
「in」のコアイメージ⇒「~の中」
I’m at the elevator.
エレベーターのところにいるよ。
I’m in the elevator.
エレベーターの中にいるよ。
「I’m at the elevator」=「エレベーターの周辺にいるイメージ」
「I’m in the elevator」=「エレベーターの中にいるイメージ」
He is at Shinjuku station.
彼は新宿駅にいます。
He is in Shinjuku station.
彼は新宿駅の中にいます。
「He is at Shinjuku station」
⇒新宿駅のどこにいるのか曖昧です。「改札口」かもしれないですし、「駅前」かもしれません。
「He is in Shinjuku station」
⇒「新宿駅の中」にいることが明確です。
場所の大きさで使い分け
「in」と「at」は「場所の大きさ」によっても使い分けることができます。
基本的に以下のように覚えておくと良いと思いますよ。
at ⇒ 狭い場所
in ⇒ 広い場所
「at」は狭い場所
at the cafe, at the park, at the station, at home
「in」は広い場所
in Tokyo, in Nagoya, in Japan, in China, in New York
時間の「at」
「~時」「~歳時」「~の時点」
時計の針が「時間」をピンポイントで指しているイメージですね。
I woke up at 8 this morning.
今朝は8時に起きました。
I arrived at the office at 9.
9時にオフィスに着きました。
The event will be held at the end of August.
イベントは8月末に開催されます。
My father passed away at the age of 90.
私の父は90歳で亡くなった。
状態を表す「at」
「at + 状態」の形で使われます。
They are at war.
彼らは戦争をしている。
I feel at ease when I’m with you.
あなたといると落ち着くわ。
「ease」=「気楽」「安心」「安楽」
数値の「at」
数、値、割合などを表す時も「at」が使われます。
The car was going at 100 kilometers per hour.
その車は時速100キロで走っていた。
There were at least 100 people at the party.
少なくとも100人はパーティーに参加していた。
The number of COVID-19 cases are increasing at a rapid rate.
コロナウイルスの感染者数はすごい勢いで増えている。
活動の「at」
「~に取り組んでいる」の「at」
行っている行為について言いたい時も「at」が使えます。
He is at work now.
彼は今仕事中です。
She is at the meeting.
彼女は会議中です。
He is sitting at a computer.
彼はパソコンで作業しています。
「~が得意」の「at」
この表現は日常会話でもよく使うので覚えておきましょう。
「be good at ~」の形をとります。
He is good at cooking.
彼は料理が得意です。
You are good at imitations.
あなた、ものまね上手だね。
I’m not good at singing.
私は歌が下手です。
Good at と Good with の違い
Good at ~ ⇒ ~が得意
Good with ~ ⇒ ~の扱いが上手
She is good with children.
彼女は子供の扱いが上手です。
He is good with girls.
彼は女子の扱いが上手です。
まとめ
今回は前置詞の「at」のコアイメージや使い方を詳しく解説しました。
「at」の基礎は理解できましたでしょうか。
「『at』と『in』の違い」や「『at』と『with』の違い」なども説明したので、併せて覚えてしまいましょう。
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