こんにちは、さかちゃん(@SakachanEnglish)です。
今回は使役動詞「let」の意味と使い方について解説してきたいと思います。
「let」は日常会話でよく使う単語の一つです。
海外ドラマを見ていても必ずと言っていいほど出てくる単語ですね。
この記事を読んで「let」を使いこなせるようにしましょう!
Contents
使役動詞「let」の意味と使い方
使役動詞「let」の意味
「let」の意味は「~するのを許す」です。
使役動詞は「let」の他にも「make」や「have」といったものがありますね。
「make」は「~させる」といった「強制」のニュアンスがあります。
「have」は「make」に比べると、「強制」のニュアンスが弱くなります。「have」は日本語にすると「~してもらう」といった感じです。
「let」⇒「~するのを許す」
「make」⇒「~させる」
「have」⇒「~してもらう」
使役動詞「let」の使い方
以下、「let」の使い方です。
①
A let B ~
AがBに~するのを許す
例:
My parents won’t let me play video games.
私の両親は私がゲームをするのを許してくれない。
②
Let A ~
Aが~するのを許す
例:
Let me see the picture.
その写真を見せてください。
~の部分には動詞の原形が入ります。
「to」は必要ないので、気を付けてくださいね。
便利なフレーズ「Let me ~」
「Let me ~」は本当に便利なフレーズなので覚えておくといいですよ。
直訳すると「私に~するのを許してください」ですが、
「私に~させて、させてください」
「私が~するよ、~しますよ」
といった意味になります。
「~させて、~させてください」
Let me see it.
それ見せて。
Let me check.
確認させて。
Let me think about it.
ちょっと考えさせて。
Let me introduce myself.
自己紹介させてください。
Let me ask you a question.
質問させてください。
「~するよ、~しますよ」
Let me help you.
手伝うよ。
Let me be honest with you.
正直に言うよ。
Let me buy you a coffee.
コーヒーおごるよ。
Let me explain it.
説明しますよ。
でしょ!ちなみに、ネイティブスピーカーは「Let me」を「レットミー」ではなく、「レミー」と発音することが多いよ。
「教えて」と言いたい時は「teach」じゃなくて「Let me know」?

「教える」というと「teach」が思い浮かぶと思いますが、「teach」は「英語を教える」「ギターの弾き方を教える」といった知識や技術を教える時に使われます。
「終わったら教えて」や「準備できたら教えて」といった日常生活でよく使う「教えて」は「Let me know」で表します。
以下は、僕の体験談です。
外国人の友達とスカイプで話す約束をしていました。始まる前にチャットで「トイレ行くからちょっとだけ遅れる」と伝えると、その友達からこう返事がきました。
Take your time. Let me know when you are ready.
ゆっくりでいいよ。準備できたら教えて。
以下、僕の体験談です。
カナダのレストランで働いていた時、上司と話がしたかったので、「ちょっと今話していいですか?」と聞くと、こう言われました。
I’m sorry. I’m busy right now. I’ll let you know when I’m done with this.
ごめん、今忙しいんだ。これが終わったら教えるね。
「終わる」の言い方は以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

海外にいると毎日のように使うフレーズ
let you know → 教えるね
let me know → 教えてねI’ll let you know when I’m ready.
準備できたら教えるね。Let me know when you’re done.
終わったら教えて。Let me know if you change your mind.
気が変わったら教えて。#さかちゃん— さかちゃん|英語ブログ Sakablog 運営中 (@SakachanEnglish) March 6, 2020
覚えておきたい「let」を含むフレーズ3つ
①
let 人 down
人をがっかりさせる
I will never let you down.
絶対がっかりさせないよ。
「期待は裏切らないよ」といった感じですね。
Don’t let me down.
がっかりさせないでよ。
The Beatles の曲でも”Don’t let me down”という曲がありますね。
②
Don’t let your guard down.
油断するな。
「ガードを下げるな」といった感じですね。
先日、NHK WORLD RADIO JAPAN を聞いていたら、コロナ関連のニュースでアナウンサーがこんなことを言っていました。
The government warned people not to let their guard down.
政府は国民に気を抜かないよう呼びかけた。
③
Don’t let it happen again.
二度とこんなことがないようにね。
直訳すると「それが再び起こることを許すな」です。人に注意をするときに使えるフレーズですよ。
あわせて以下のフレーズも覚えておきましょう。
Don’t let it get to you.
気にしなくていいよ。
※get to = 悩ませる
まとめ|使役動詞「let」の意味と使い方
今回は使役動詞「let」の意味と使い方をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
「let」を使いこなせると表現の幅が広がりますよ。
是非日々の英会話に取り入れてみてくださいね!